エアコン1台で全館冷房出来る事は非常にメリットがある反面
デメリットも存在しています。
そこを解説していきたいと思います。
エアコン1台全館冷房4つのメリット
①エアコンの台数を減らす事が出来る
私の家でエアコンを各部屋に設置すると5台のエアコンが必要になるのですが、エアコンを付けているのは2階に1台と1階のリビングに床暖房の付属のエアコンが1台あり、全館冷房で使用しているのは2階のエアコンのみです。(ちなみに1階のエアコンは全館冷房失敗時の予備)
もしエアコンが1台10万円だとしたら、5台つけるのに50万円かかります。10年ごとの買い替えと考えると30年で150万円になります!!
それが2台だと最初に20万円。10年ごとの買い替えで30年で60万になります。単純計算ではありますが90万円の出費を抑える事になり節約をしている方などは嬉しい情報だと思います。
②全館冷房している事で家全体の湿度を下げられる
全館冷房していると自然と湿度が下がり、夏場のじめっとして蒸し暑い事がないし湿度が下がっている為、低い冷房設定が必要では無い。
私の家では室温が26℃~27℃で湿度50~60%で快適に過ごしています。室内温度が26℃以下になると家族が夏風邪をひく為、気をつけています。
(個人差があるので低い設定じゃないと暑い人もいると思います)
③窓を一切開ける必要がない
24時間エアコンを稼働させているので暑いから窓を開けるなどがない。我が家では窓を開けつもりがなかったので網戸すら付いていません。
窓を開けない事で必然的に虫などの害虫の侵入は最低限に抑えられます。
実際に住んで1年と半年過ぎましたが
窓を開けたいと思った事はありません。
④全館冷房で快適な生活をしているが電気代は安い
全館冷房はエアコンを24時間稼働していますが月に2000円~3000円電気代にプラスになるだけで家中快適です。
電気代2000円~3000円が高いか安いかは個人差があると思いますが、私は快適な生活をしている割には安いと感じています。
エアコン1台全館5つのデメリット
①2階建ての家ではエアコンを設置している2階の温度が下がり過ぎるリスクがある
エアコンを設置している場所によっては冷房の冷気が1階に落ちて行きにくく2階だけの温度が極端に下がってしまう。私の家でも最初は風向きや風量の設定を模索しているときには2階の温度が23℃まで下がり家族が風邪を引いてしまう事がありました。
②家族それぞれの快適温度に合わせる事が出来ない
家族それぞれ快適な温度があると思うのですがエアコン1台で全館冷房やっているので家族それぞれに合った温度設定が設定できない。
私の中でエアコン1台全館冷房を導入するか1番悩んだデメリットになります。
③1階の日射遮蔽が必要
家の温度を上げる要因が外から入ってくる日の光である事から日射遮蔽が必須になってきます。日射遮蔽とは窓の外にスダレやヨシズを設置して外側から窓の日陰を作り窓から直接日光を入らないようにする事です。
(家の中からのブラインド、カーテンでは熱が家に入ってしまう)
その為、設置方法によっては窓から外が見えずらくなったり見えなくなったりする事があります。
④冷房の冷気を取り込む為に壁やドアに風を送るファンや風の通り道を用意しないといけない
全館冷房ですが冷房の冷気を1台のエアコンから出すのですから出した冷房を廊下から部屋に取り込む必要があります。そのためにはドアを開けっぱなしにするか壁にファンをつけて冷気を入れるかドアに小窓を付けて冷気を取り込む事になります。
ここで問題になるのが音の問題です。ファン、ドアの小窓どちらにしても部屋からの音や廊下や別の部屋の音が聞こえたり漏れたりします。
思春期のお子さんには気になる可能性があります。
(しかし、高気密高断熱の家では各部屋ドアの下に隙間があるので余り変わらない感じもあります)
⑤大きい家ではエアコン1台では全館冷房出来ない
大きい家ではエアコンが大きくても1台で全館冷房は難しくなるかもしれません。必ず出来ないとは言えないですが、かなりの工夫が必要になってくると思いますが私には分かりません。
上記が私が感じたメリット・デメリットになります
私は今現在デメリットよりメリットを感じていますが
子ども達が思春期を迎えた時にどうなるのか
気になる所ではあります。
デメリットとよりメリットがあると思われる方は
引き続きブログを見に来て下さい。
これから私の全館冷房成功した家を
可能な限り解説します。
ただ注意が必要な事があります。
それは私の家のサイズの事で
私の家は2階建てで延床面積が119㎡の約36坪の家です。
これ以上大きい家になると参考にならないと思いますので
見るのでしたら参考程度にするのが無難だと思います。
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