最近ではどのハウスメーカーも高気密高断熱が売りですが
どのくらい高気密になっているかは
分かりにくいと思います。
地元工務店,大手ハウスメーカーのほぼ全てで
高気密高断熱を掲げて
営業しているのが現状で
住宅業界の関係者でもなければ
高気密高断熱なら
どこのハウスメーカーでも同じ
デザイン・価格で決めようと
思ってしまう人がほとんどだと思います。
しかしそれは間違っています
高気密高断熱と言っても住宅によって性能に雲泥の差があります。
それでは住宅性能を数値で確認していきましょう。
高気密高断熱3つの基本数値
①C値 建物全体の隙間を専用の機械で測定し数値化したものになります。(数値が低いほど高性能)
一般的な住宅(気密を配慮していない) 45坪の家ではc値9~10c㎡でハガキ9~10枚分の隙間。気密に配慮している住宅(エネルギー基準)45坪の家でc値5c㎡以下でハガキ5枚以下の隙間。
一条工務店 45坪の家でc値0.59(c㎡/㎡)でハガキ0.6枚以下の隙間。一般住宅では9~10枚のハガキの隙間があるのに対してI工務店はハガキ1枚にも満たない0.59枚の隙間で差は一目瞭然。
高気密高断熱を掲げて営業しているハウスメーカ―はたくさんありますが一条工務店の高気密はトップクラスです。高気密と掲げているハウスメーカーにc値の数値は?と聞いてみて下さい。そもそも測定していないと言われてくる事がほとんどだと思います。(測定していない事は気密性を重要視していないハウスメーカーだと言える)c値について頭に入れながらハウスメーカーめぐりをすると大手でも見えなかった真実が見えてくる事間違いなしです。
②Q値 建物からどのくらい熱が逃げにくいか数値化したもの。(数値が低いほど高性能)
外皮(屋根など)から熱が逃げにくいかを数値化したもので数値が低い程、優れている事になり冷暖房の効率に関係しています。
③UA値 Q値よりも熱損失が正確に測れるのがUA値になります。
Q値と同じで外皮からの熱が逃げにくいかを表した数値になるのですがQ値では床面積が大きいほど数値が低く出てしまうので、現在ではUA値を参考にするのが間違いないかと思われます。
私の家では0.25(W/㎡・K)になります。
つまり性能が良い家で見るべき数値は2つ
U値… 0.59(c㎡/㎡)
UA値… 0.25(W/㎡・K)
この数値が性能がトップクラスの一条工務店の家の数値になります。数字が低い程に高性能になるので、この数値より低い数値のハウスメーカーだとさらに優秀で高性能だと言えます。
しかし注意しないといけない事はU値を求める為に行う気密測定をしっかり一軒一軒やっているハウスメーカーを選択する事が間違いなく良い家を建てる条件の一つになると思います。
数値で分かるエアコン1台全館冷房出来るハウスメーカーとは
数値的には一条工務店の
U値… 0.59(c㎡/㎡)
UA値… 0.25(W/㎡・K)
以下の数値以下だとエアコン1台で全館冷房出来そうですが、私は一条工務店の家にしか住んでいないのでわかりません。
ですが間違いなく言える事は一条工務店の家では工夫次第ではエアコン1台での全館冷房は可能だと言えます。
地方や他のハウスメーカーにも間違いなく性能が良い家を建てる所はたくさんあると思います。色々と調べ全館冷房の話しをハウスメーカーに相談してみる事もありだと思います。
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